花粉症
伊東市湯川、JR伊東駅から徒歩1分の場所に位置する「よこやまファミリークリニック」では、春先や秋口に多くの方が悩まされる花粉症の診療に力を入れています。私たちは、お子さんからお年寄りまで、地域の皆さんが健やかに過ごせるよう、丁寧な対話と先進的な検査を大切にしています。当院では、指先からの少量の採血で、約30分で結果が判明するドロップスクリーン検査を導入しており、お忙しい方や注射が苦手なお子さんでも、受診したその日のうちにアレルギーの原因を特定することが可能です。内科・救急科・小児科・アレルギー皮ふ科を併設する当院では、認定内科医や救急科専門医の視点から、お一人おひとりの症状やライフスタイルに合わせた的確な治療を提案いたします。つらい鼻水や目のかゆみを「いつものこと」と諦めず、ぜひ私たちにご相談ください。
花粉症の症状について
花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった「鼻の三大症状」が中心ですが、実はそれ以外にも全身にさまざまな影響を及ぼします。私たちのクリニックがある伊東駅周辺でも、シーズンになると多くの方がこれらの症状で来院されます。
鼻の症状の詳細については「鼻水/鼻づまり」のページを参照してください。
鼻に現れる症状
花粉症の鼻水は、風邪のときのような粘り気のある黄色いものではなく、水のようにサラサラして透明であることが大きな特徴です。また、くしゃみは一度出始めると連続して何度も起こり、ご自身の意思では止められないほど激しくなることもあります。
- 鼻水・・水のように透明で、垂れてくるような感覚がある
- 鼻づまり・・鼻の粘膜が腫れることで空気の通り道が狭くなる
- くしゃみ・・発作的に連続して何度も出る
- 鼻のむずがゆさ・・鼻の奥の方にムズムズとした不快感がある
目に現れる症状
アレルギー性結膜炎として、強い目のかゆみや充血が現れます。かきむしることでまぶたが腫れたり、涙が止まらなくなったりすることもあり、コンタクトレンズを使用している方にとっては特に深刻な悩みとなります。
- 目のかゆみ・・こらえきれないほどの強いかゆみが続く
- 充血・・白目の部分が赤く腫れぼったくなる
- 涙目・・常に涙がにじみ、視界がぼやけることがある
- 目やに・・涙に混じって白っぽい目やにが出やすくなる
喉や皮膚、その他の全身症状
花粉症は鼻や目だけでなく、喉のイガイガ感や咳、皮膚の乾燥やかゆみを引き起こすこともあります。これらは花粉皮膚炎と呼ばれることもあり、適切なスキンケアや治療が必要です。
皮膚のかゆみにお悩みの方は「皮膚のかゆみ」のページを合わせてご覧ください。
全身への影響
さらに、重症化すると「身体のだるさ(倦怠感)」「頭重感」「集中力の低下」「睡眠障害」などを引き起こします。仕事や勉強の効率が著しく低下し、日常生活の質が大きく損なわれることもあるため、早期の対応が望まれます。
花粉症の原因について
花粉症の直接的な原因は、植物から飛散する「花粉」に対する免疫系の過剰な反応です。本来、私たちの体に備わっている免疫システムは、ウイルスや細菌などの外敵から身を守るためのものですが、花粉という無害なものに対して過敏に反応してしまうのがアレルギーです。
IgE抗体とアレルギー反応の仕組み
花粉が鼻や目の粘膜に付着すると、体内でIgE抗体という物質が作られます。この抗体が、粘膜にある「肥満細胞」という細胞と結合し、再び花粉が入ってきたときに「ヒスタミン」などの化学物質を放出します。このヒスタミンが神経や血管を刺激することで、くしゃみや鼻水が発生します。
花粉症を悪化させる要因
花粉の飛散量だけでなく、現代社会特有の環境もアレルギーの発症や悪化に関係していると考えられています。私たちは日々の診察の中で、生活習慣の改善も含めたアドバイスを行っています。
- 大気汚染・・排気ガスやPM2.5などの微粒子が花粉と結びつき、アレルギーを強める
- 食生活の変化・・高タンパク・高脂肪な食事への偏りや、腸内環境の変化
- ストレス・・自律神経が乱れることで、免疫バランスが崩れやすくなる
- 住宅環境・・高気密な住宅でのダニやカビなど、他のアレルゲンとの複合反応
花粉症の病気の種類について
花粉症は、医学的には「季節性アレルギー性鼻炎」や「アレルギー性結膜炎」に分類されます。原因となる植物は多岐にわたり、地域や季節によって飛散する種類が異なります。伊東市周辺にお住まいの方々も、どの植物に反応しているかを知ることが対策の第一歩となります。
春の花粉症(代表格)
日本で最も患者数が多いのが、春に飛散する樹木の花粉です。特にスギ花粉は2月から4月にかけて、ヒノキ花粉は3月から5月にかけて広範囲に飛散し、多くの方が悩まされます。
- スギ・・2月上旬から飛散が始まり、3月にピークを迎える
- ヒノキ・・スギに続いて3月下旬から4月にかけて多く飛散する
- シラカンバ・・北海道や東北地方に多く、4月から6月頃に飛散する
初夏から秋の花粉症
春だけでなく、夏や秋にも花粉は飛んでいます。イネ科の植物や雑草の花粉が原因となることが多く、河川敷や公園、空き地などで接触する機会が増えるため、散歩や運動の際に注意が必要です。
- カモガヤ(イネ科)・・5月から7月にかけて、公園や道端の雑草から飛散する
- ブタクサ・・8月から10月にかけて、空き地などに群生し花粉を飛ばす
- ヨモギ・・9月から10月頃、秋の代表的なアレルゲンとなる
- カナムグラ・・秋に飛散するつる性の植物で、喘息のような症状を伴うこともある
花粉食物アレルギー症候群
特定の植物の花粉症を持つ人が、生の果物や野菜を食べたときに、口の中が腫れたり痒くなったりすることがあります。これは花粉に含まれるアレルギー原因物質と、果物などに含まれる物質の構造が似ているために起こる「交差反応」という現象です。
花粉症の治療法について
当院での花粉症治療は、現在の症状を抑える「対症療法」と、根本的な体質の改善を目指す方法、そして日常生活でのセルフケアを組み合わせて行います。救急科専門医としての経験を活かし、患者さんの苦痛を最小限にするためのアプローチを心がけています。
アレルギー全般の診療体制については「アレルギー科」のページもご参照ください。
内服薬による治療(薬物療法)
主に使用されるのは「抗ヒスタミン薬」です。かつての薬は眠気が強く出ることが難点でしたが、近年注目されている第2世代の抗ヒスタミン薬は、眠気が少なく、効果が持続するものが増えています。受験生や運転をされる方など、個々の事情に合わせて処方を選定します。
- 第2世代抗ヒスタミン薬・・くしゃみ、鼻水を抑え、眠気の副作用が軽減されている
- 抗ロイコトリエン薬・・鼻づまりの症状が強い場合に併用されることが多い
- 漢方薬・・体質や冷えの状態に合わせ、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)などが用いられる
局所療法(点鼻薬・点眼薬)
鼻や目に直接作用する薬です。点鼻ステロイド薬は、鼻の粘膜の炎症を抑える力が強く、全身への副作用がほとんどないため、鼻づまりがひどい方に非常に有効です。また、目のかゆみには抗アレルギー点眼薬を使用します。
初期療法(早めの対策)
花粉が本格的に飛び始める2週間ほど前から薬を飲み始める「初期療法」をお勧めしています。あらかじめ粘膜の状態を整えておくことで、シーズン中の症状を軽く抑え、薬の使用量を減らすことができる可能性が高まります。
ドロップスクリーン検査による診断
よこやまファミリークリニックの特徴の一つが、ドロップスクリーン検査です。指先からわずか1滴の血液を採取するだけで、41種類のアレルゲンを同時に検査できます。注射器を使いませんので、お子さんでも安心して受診いただけます。検査結果が約30分で出るため、当日のうちに診断と治療方針の決定ができるのが大きな強みです。
花粉症についてのよくある質問
Q1. 去年までは大丈夫だったのに、急に発症することはありますか?
A1. はい、あります。アレルギーは体内の「コップの水」に例えられることがあり、長年蓄積された花粉への反応がある日突然許容量を超えて、発症することが一般的です。少しでも違和感があれば早めの受診をお勧めします。
Q2. 子どもも花粉症になりますか?
A2. 近年、花粉症の発症年齢は低年齢化しており、幼児期に発症することも珍しくありません。当院には小児科専門医も在籍しておりますので、お子さんの「鼻をよくこする」「目が赤い」といったサインがあれば、お気軽にご相談ください。
お子さんの体調不良全般については「小児科」のページで詳しく解説しています。
Q3. 市販の薬を飲んでも効果がありませんが、受診すべきですか?
A3. 市販薬で改善しない場合、症状に対して薬の強さが足りていないか、あるいは原因が花粉以外(副鼻腔炎など)である可能性も考えられます。当院では精密な検査を通じて、適切な処方を行います。
Q4. 検査の際、食事制限は必要ですか?
A4. ドロップスクリーン検査や通常の血液検査において、食事制限の必要はございません。ご都合の良い時間帯にご来院いただけます。
院長より
よこやまファミリークリニックのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。院長の私は、認定内科医および救急科専門医として、これまで多くの急病や慢性疾患の患者さんと向き合ってきました。花粉症は命に関わることは稀ですが、仕事や学習、日々の楽しみを奪ってしまう、非常に辛い疾患であると認識しています。
私たちが大切にしているのは、患者さんの「困っている今の症状」を、いかに迅速に、かつ丁寧に和らげるかということです。伊東駅前という通いやすい立地を活かし、お仕事帰りや学校帰り、また観光途中の急な体調不良にも柔軟に対応いたします。即日結果がわかるドロップスクリーン検査は、私たちがこだわりを持って導入した先進的な診断ツールです。原因が分かれば、それだけで生活の中での注意点が明確になり、心の安心にも繋がります。
「たかが花粉症」と我慢する必要はありません。私たちは、皆さんが笑顔で伊東の美しい季節を過ごせるよう、全力でサポートいたします。少しでも鼻や目に違和感があるときは、いつでもお気軽に私たちの扉を叩いてください。ご家族のかかりつけ医として、誠実で寄り添った医療を提供することをお約束します。
