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手足の冷え・しびれ

手足の冷えやしびれは、日常生活でよく経験する症状ですが、実は体からの重要なサインである場合があります。静岡県伊東市の「よこやまファミリークリニック」では、救急科専門医および認定内科医の資格を持つ院長が、単なる冷え症と見過ごされがちな症状の背後に隠れた疾患を丁寧に見極めます。伊東駅徒歩1分の立地を活かし、お仕事帰りや急な体調変化の際にも、内科的視点と救急医療の経験を融合させた迅速かつ的確な診断を行っています。感覚が鈍い、ピリピリするといった違和感は、放置すると歩行障害や内臓疾患の悪化に繋がることもあるため、早期の相談が大切です。

手足の冷え・しびれの原因

手足の冷えやしびれが起こる背景には、血管、神経、そしてホルモンバランスという3つの大きな要素が深く関わっています。これらが単独、あるいは複雑に絡み合うことで症状が現れます。

血液の循環不全によるもの

血液は全身に熱を運び、酸素や栄養を届ける役割を担っています。血管が細くなったり、動脈硬化によって通り道が狭くなったりすると、末端まで血液が十分に行き渡らなくなり、強い冷えを感じるようになります。

血行不良の原因については「動脈硬化症」のページで詳しく解説しています。

末梢神経へのダメージや圧迫

神経は脳からの指令を伝え、外からの刺激を感じ取る電線のような役割をしています。この電線がどこかで圧迫されたり、代謝の異常によって傷ついたりすると、しびれや痛み、感覚の麻痺として現れます。具体的な原因は以下の通りです。

  • 脊椎(背骨)の変形による神経根の圧迫(頸椎症や腰椎ヘルニアなど)
  • 手根管症候群などの局所的な神経の締め付け
  • 糖尿病による高血糖状態が続くことでの神経細胞の変性
  • アルコールの過剰摂取や特定の栄養素の欠乏

自律神経とホルモンの乱れ

体温調節を司る自律神経が乱れると、気温に関係なく血管が収縮し続け、手足が氷のように冷たくなることがあります。特に女性の場合は、更年期における女性ホルモンの減少が自律神経に大きな影響を与え、手足のほてりとしびれが同時に起こることも珍しくありません。

ホルモンバランスの影響については「更年期障害」のページも併せてご覧ください。

手足の冷え・しびれによって引き起こされる病気

「たかが冷え」と放置していると、取り返しのつかない病状へと進行してしまう可能性があります。当院では以下のような疾患の可能性を考慮しながら診察を進めています。

糖尿病性神経障害

糖尿病の三大合併症の一つであり、高血糖によって末梢神経が傷つく病気です。初期には足の先がピリピリしたり、ジンジンしたりするしびれから始まり、次第に感覚が失われていきます。怪我をしても気づかずに放置してしまい、足壊疽(あしえそ)に至る恐れがあるため、非常に注意が必要です。

糖尿病管理の重要性については「糖尿病(2型)」のページを参照してください。

閉塞性動脈硬化症(ASO)

足の血管が動脈硬化によって狭くなり、血流が悪化する病気です。歩くと足が痛くなり、休むと楽になる「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」が典型的な症状です。進行すると、安静にしていても足が冷たく、強いしびれや痛みを感じるようになります。

レイノー病・レイノー症候群

寒さや精神的なストレスが刺激となり、指先の血管が過剰に収縮する反応です。指が真っ白になり、その後に紫、赤へと色が変化していくのが特徴です。膠原病などの自己免疫疾患が背景に隠れている場合もあります。

甲状腺機能低下症

喉にある甲状腺から出るホルモンが不足すると、全身の代謝が低下します。これにより、体温が上がらずに強い冷えを感じたり、手足のむくみによって神経が圧迫され、しびれが生じたりすることがあります。

ビタミン欠乏症

特にビタミンB1、B6、B12の不足は神経の働きを阻害します。偏った食事や胃腸の病気、あるいは長期間の飲酒習慣によって吸収が妨げられることが原因となります。当院では血液検査によって、こうした栄養素の過不足も精密に確認します。

手足の冷え・しびれの処置や治療法

私たちのクリニックでは、患者さんが訴える症状が「どこから来ているのか」を突き止めることを最優先にします。内科的アプローチを中心に、必要に応じて専門医療機関とも連携します。

詳細な問診と神経学的診察

まずは、しびれが左右対称なのか、どの指に強く出るのか、いつから症状があるのかを詳しく伺います。ハンマーを用いた腱反射の確認や、筆などを用いた感覚検査を行い、異常がある神経の部位を推定します。

精密な血液検査と生理学的検査

しびれや冷えの「真犯人」を見つけるため、当院では迅速な検査体制を整えています。糖尿病の指標であるHbA1c、甲状腺ホルモン値、ビタミン濃度、腎機能などを測定します。また、血管の硬さを測る血圧脈波検査などを行い、血管年齢の確認も行います。

定期的な体調チェックについては「健康診断・人間ドック」のページを活用してください。

薬物療法による症状緩和

原因疾患に合わせて、以下のようなお薬を選択します。患者さん一人ひとりの体質やライフスタイルに合わせ、最適な処方を心がけています。

  • 末梢血流改善薬・・血管を広げ、手足の先まで血液を届けやすくします。
  • ビタミンB12製剤・・傷ついた末梢神経の修復を促します。
  • 神経障害性疼痛緩和薬・・ピリピリとした不快なしびれや痛みを脳に伝える信号を抑えます。
  • 漢方薬・・「冷え症」という概念を大切にし、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)など、体を芯から温める処方を行います。

生活習慣の改善指導

お薬だけに頼るのではなく、日々の生活の中での工夫もアドバイスしています。適度な運動は筋肉量を増やし基礎代謝を向上させます。また、入浴方法や、血管を収縮させる喫煙の制限など、具体的な実践方法を一緒に考えていきましょう。

料金について

手足の冷えやしびれに関する診療は、原則として健康保険が適用されます。初診時の目安は以下の通りですが、検査内容によって変動いたします。

項目 3割負担の方の目安 1割負担の方の目安
初診料・診察料 約1,000円 - 1,500円 約350円 - 500円
血液検査(一般的な項目) 約2,000円 - 3,500円 約700円 - 1,200円
血管老化度検査(ABI/PWV) 約1,000円 - 1,500円 約350円 - 500円

※お薬が処方される場合は、別途調剤薬局での費用がかかります。また、症状により追加の特殊検査が必要な場合は費用が加算されます。

手足の冷え・しびれについてのよくある質問

Q1. 昔からひどい冷え症なのですが、受診してもいいのでしょうか?

A1. はい、もちろんです。単なる体質だと思っていても、貧血や低血圧、甲状腺の異常などが原因となっている場合があります。当院では「冷え」という不調に対して、医学的な根拠に基づいた診断を行い、少しでも生活が楽になるようサポートいたします。

Q2. 手足がしびれるとき、何科に行けばいいのか分かりません?

A2. まずは内科を受診することをおすすめします。しびれの原因は、糖尿病などの内科疾患、血管の問題、神経の圧迫など多岐にわたるため、当院のような総合的な診察ができるクリニックで、全身の状態をチェックするのが近道です。精密検査が必要と判断した場合は、適切な専門医へご紹介します。

Q3. しびれが急に出て、言葉もしゃべりにくいのですが?

A3. そのような場合は、一刻も早く医療機関を受診するか、救急車を呼んでください。脳梗塞の前兆や発症の可能性があります。当院の院長は救急科専門医ですので、緊急性の判断についても高度な知見を持っていますが、突然の激しいしびれは一分一秒を争う事態であることを覚えておいてください。

Q4. 漢方薬で冷え症は改善が期待できますか?

A4. 多くの患者さんで良好な変化が見られています。西洋医学的には病名がつかない「未病」の状態であっても、漢方医学的な視点から「気・血・水」のバランスを整えることで、手足の温かさを取り戻せる可能性があります。ご希望の方は診察時にご相談ください。

院長より

静岡県伊東市のよこやまファミリークリニック院長です。私はこれまで救急医療の最前線で、数多くの「命に関わるしびれ」を診てきました。その経験があるからこそ、日常的な「冷え」や「軽いしびれ」の中に潜む重大なサインを、決して見逃さないように細心の注意を払っています。私たちは、患者さんが抱える「なんとなく調子が悪い」という不安を、安心に変えるための場所でありたいと考えています。

当院はJR伊東駅から徒歩1分という通いやすい場所にあり、お車の方にも駐車場補助をご用意しています。早期発見が将来の健康を守る鍵となります。しびれや冷えを「年のせいだから」と諦めてしまう前に、一度当院でしっかりとお体の状態を調べてみませんか。認定内科医として全身をトータルで診察し、あなたの毎日がより快適になるよう全力で取り組んでまいります。

お困りの際は、どうぞお気軽によこやまファミリークリニックの扉を叩いてください。スタッフ一同、優しく丁寧な対応を心がけてお待ちしております。

受診に関する詳細は「初診の方へ」のページでご確認いただけます。

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