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慢性胃炎・機能性ディスペプシア

伊東駅近くにお住まいの方や、お仕事帰りに急な胃の不調を感じた際、どこに相談すべきか迷われることも多いでしょう。胃の重さや痛みが長く続く「慢性胃炎」や、内視鏡検査では目に見える大きな異常がないのに不調が消えない「機能性ディスペプシア」は、私たちの生活の質を大きく低下させる身近な疾患です。伊東市湯川のよこやまファミリークリニックでは、認定内科医や救急科専門医の資格を持つ院長が、患者さん一人ひとりの「胃の声」に耳を傾け、丁寧な診察を行っています。JR伊東駅から徒歩1分というアクセスに加え、近隣の駐車場補助も完備しており、お忙しい方でも通いやすい環境を整えています。私たちは、単に症状を抑えるだけでなく、不調の根底にある原因を共に考え、心身ともに健やかな毎日を取り戻すお手伝いをいたします。胃の不快感は放置せず、当院へお気軽にご相談ください。

慢性胃炎・機能性ディスペプシアの症状について

慢性胃炎や機能性ディスペプシアは、どちらも胃に関連する症状を引き起こしますが、その現れ方は患者さんによって多岐にわたります。私たちは日々、胃の不快感に悩む多くの患者さんと向き合っていますが、よく見られる症状は以下の通りです。

食後の胃もたれと膨満感

食事を終えた後に、いつまでも胃の中に食べ物が残っているような重苦しい感覚が続くことがあります。これを「食後膨満感」と呼び、消化がスムーズに行われていない際によく見られる症状です。少量しか食べていないのに、すぐにお腹がいっぱいになってしまう「早期飽満感」も特徴的です。

みぞおち周辺の痛みや灼熱感

胃のあたりがしくしくと痛む、あるいは燃えるような熱い感じを抱くことがあります。これは「心窩部痛(しんかぶつう)」や「心窩部灼熱感」と呼ばれ、空腹時や夜間に強く感じる方もいらっしゃれば、食後に悪化する方もいます。

消化器全体の不快症状

胃の不調に付随して、以下のような症状が同時に現れることが少なくありません。

  • 何度も繰り返す「げっぷ」や、喉元まで酸っぱいものが上がってくる感覚。
  • 慢性的な「吐き気」や、実際に嘔吐はしなくても気分が悪い状態が続く。
  • お腹が張る感覚が強く、ガスが溜まっているように感じる。
  • 食事に対する意欲が低下し、全体的な食欲不振に陥る。

これらの症状の詳細については「胃もたれ・胃痛」のページ「食欲不振」のページを併せて参照してください。症状が長引くと「また痛むのではないか」という不安から、さらに胃の動きが悪くなるという悪循環を招くことが考えられます。

慢性胃炎・機能性ディスペプシアの原因について

なぜ胃の不調が慢性化してしまうのでしょうか。以前は「胃炎」といえば胃の粘膜が荒れている状態のみを指していましたが、近年では粘膜の見た目だけでなく、胃の「働き」の問題が重要視されるようになっています。

慢性胃炎の主な原因

慢性胃炎は、長期間にわたって胃の粘膜に炎症が繰り返されることで起こります。その最大の要因として挙げられるのがピロリ菌感染です。

  • ヘリコバクター・ピロリ菌・・胃の中に生息する細菌で、粘膜を傷つけ続け、最終的に「萎縮(いしゅく)」という粘膜が薄くなる状態を招きます。
  • 薬剤の影響・・非ステロイド性抗炎症薬(鎮痛剤)などの服用が続くことで、胃を守る仕組みが弱まり、炎症を引き起こすことがあります。
  • 生活習慣の乱れ・・過度の飲酒や喫煙、刺激の強い食品の摂取が、胃粘膜への持続的なダメージとなります。

ピロリ菌については「ピロリ菌感染症」のページで詳しく解説しています。

機能性ディスペプシア(FD)の原因

胃カメラで胃潰瘍などの病変が見つからないのに症状が出る理由は、主に胃の運動機能知覚の過敏さにあります。

  • 適応性弛緩の障害・・食事が入ってきたときに胃が適切に広がることができず、すぐに内圧が上がるため、少量で満腹感を感じてしまいます。
  • 胃排泄能の低下・・胃の送り出す力が弱く、食べ物が長時間胃に留まることで「胃もたれ」を感じます。
  • 知覚過敏・・通常なら気にならない程度の胃の拡張や胃酸の刺激を、強い痛みや違和感として過剰に感じ取ってしまいます。
  • 自律神経の影響・・ストレスや睡眠不足によって自律神経が乱れると、胃腸をコントロールする命令がうまく伝わらなくなります。

自律神経に関連する不調については「自律神経失調症」のページ「不安感・ストレス症状」のページも参考になります。

慢性胃炎・機能性ディスペプシアの病気の種類について

診断名としては似ていますが、その中身はいくつかに分類されます。ご自身の状態がどれに近いかを知ることは、適切な治療を選択する第一歩となります。

慢性胃炎の分類

胃の粘膜の状態によって、主に以下のようなタイプに分けられます。これらは内視鏡検査によって判定されます。

  • 表層性胃炎・・粘膜の表面に軽い炎症が見られる、慢性胃炎の初期段階です。
  • 萎縮性胃炎・・長期の炎症により、胃の粘膜が薄くなって血管が透けて見える状態です。ピロリ菌感染が原因のことが多く、将来的な胃がんのリスクを高めることが考えられます。
  • 肥厚性胃炎・・粘膜が厚く盛り上がるタイプで、強い刺激などが原因となることがあります。

機能性ディスペプシアの2つの病型

機能性ディスペプシア(FD)は、中心となる症状によって大きく2つのタイプ、あるいはその混合型に分類されます。

食後愁訴症候群(PDS)

食事に関連して起こる不快感がメインのタイプです。「食後のもたれ感」や「すぐに満腹になる」といった症状が週に数回以上見られます。胃の広がりや動きが悪いことが主な原因と考えられます。

心窩部痛症候群(EPS)

食事の有無に関わらず、みぞおちの痛みや焼けるような感覚が週に1回以上起こるタイプです。胃酸への過敏性や、神経的な要因が強く関係している場合があります。

なお、胃の痛みについては「腹痛」のページ、酸の逆流が強い場合は「逆流性食道炎」のページもご覧ください。

慢性胃炎・機能性ディスペプシアの治療法について

よこやまファミリークリニックでは、患者さんのライフスタイルや症状の重さに合わせ、複数のアプローチを組み合わせて治療を進めます。

1. 徹底したピロリ菌の除菌治療

慢性胃炎の原因がピロリ菌である場合、除菌治療が最優先となります。1週間、お薬を服用することで菌を退治し、将来の胃がんリスクを軽減することを目指します。除菌によって、機能性ディスペプシアの症状が改善する患者さんも一定数いらっしゃいます。

2. 症状に応じた薬物療法

胃の粘膜保護や運動機能の改善を目的としたお薬を使用します。当院では西洋薬だけでなく、漢方薬も積極的に活用しています。

  • 酸分泌抑制薬・・胃酸を抑えるPPI(プロトンポンプ阻害薬)などを用い、粘膜への刺激を和らげます。
  • 消化管運動改善薬・・胃の動きを活発にし、食べ物を十二指腸へ送り出す力を助けます。
  • 漢方薬・・「六君子湯(りっくんしとう)」などは胃の広がりを改善する効果が認められており、FD治療の強力な選択肢となります。

3. 生活習慣の改善と心理的サポート

薬だけに頼るのではなく、胃への負担を減らす生活習慣の見直しが不可欠です。

  • 食事の摂り方・・「ゆっくりよく噛んで食べる」「腹八分目を守る」「寝る直前の食事を避ける」といった基本的なことが非常に重要です。
  • ストレスケア・・当院の院長は公認心理師の資格も有しており、心理的なストレスが胃腸に与える影響を深く理解しています。必要に応じてリラクゼーションのアドバイスなども行います。
  • 睡眠と運動・・自律神経を整えるために、規則正しい睡眠と軽い運動を推奨しています。

便通の異常も伴う場合は、「過敏性腸症候群(IBS)」のページも参考にしてください。

慢性胃炎・機能性ディスペプシアについてのよくある質問

Q1. 胃カメラをしましたが異常なしと言われました。でも痛いのはなぜですか?

A1. それこそが「機能性ディスペプシア」の特徴です。胃カメラは、がんや潰瘍といった「構造的な異常」を見つけるのには適していますが、胃の「動き」や「過敏さ」までは分かりません。異常がないということは大きな病気がないという安心材料ではありますが、症状がある以上は機能面に注目した治療が必要です。

Q2. 慢性胃炎は一生治らないのでしょうか?

A2. ピロリ菌が原因であれば、除菌によって炎症の進行を止めることが可能です。薄くなった粘膜(萎縮)が完全に元に戻るには時間がかかりますが、適切なケアを続ければ、症状のない「穏やかな状態(寛解)」を目指すことができます。定期的な経過観察が重要となります。

Q3. ストレスで胃が痛くなるのは気持ちの問題ですか?

A3. 決して「気のせい」ではありません。脳と腸は密接に関係しており(脳腸相関)、脳がストレスを感じると自律神経を介して胃の動きを止めたり、胃酸を出しすぎたりします。私たちは、お身体の症状として真摯に受け止め、医学的なアプローチでサポートいたします。

Q4. どのような食事を避ければよいですか?

A4. 脂っこい食事(揚げ物など)、刺激物(激辛料理、カフェイン)、アルコールなどは胃の排出を遅らせたり、胃酸を増やしたりするため、症状があるときは控えるのが賢明です。まずは、ご自身が「これを食べると調子が悪い」と感じるものを把握することから始めましょう。

院長より

「胃もたれくらいで病院に行くのは……」と躊躇される方も多いかもしれません。しかし、胃の不快感は、身体からの大切なサインです。伊東駅前という立地にある当院には、毎日お忙しい社会人の方から、地域にお住まいのご高齢の方まで、胃の不調を抱えた多くの患者さんが来院されます。

私は、救急科専門医および認定内科医として、重篤な疾患を見逃さない精密な視点を持ちつつ、公認心理師として患者さんの心に寄り添う診療を大切にしています。胃の病気は、生活背景や心の疲れが鏡のように映し出される場所でもあります。だからこそ、お薬をお出しするだけでなく、今の生活の中で何が負担になっているのかを、一緒に紐解いていきたいと考えています。

当院は、伊東駅から徒歩1分、サンタイビルの2階にございます。お車でお越しの方には駐車場補助もございますので、安心してお越しください。胃の不調を改善し、伊東の美味しい食事を心から楽しめる毎日を取り戻しましょう。私たちは、あなたの「かかりつけ医」として、いつでも門戸を広げてお待ちしております。

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