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呼吸がしにくい

「呼吸がしにくい」「息苦しさを感じる」といった症状は、日常生活において非常に大きな不安を伴うものです。単なる運動不足や疲れ、あるいは年齢のせいだと思い込んで我慢してしまう方も少なくありませんが、実は背景に呼吸器疾患心臓疾患、あるいは貧血や心のトラブルなどが隠れていることがよくあります。静岡県伊東市のよこやまファミリークリニックでは、救急現場での豊富な経験を持つ救急科専門医の院長が、患者さんの「苦しい」という声に真摯に耳を傾け、迅速かつ丁寧な診断を行います。伊東駅から徒歩1分の立地にあり、急な体調不良にも柔軟に対応できる体制を整えていますので、少しでも違和感を覚えたら迷わずご相談ください。当院では、心音図検査やアレルギー検査などを活用し、一人ひとりに適した治療方針をご提案いたします。

呼吸がしにくい原因

呼吸がしにくい、いわゆる「呼吸困難感」が生じる理由は多岐にわたります。私たちは普段、無意識に呼吸を行っていますが、そのサイクルには脳、神経、肺、心臓、血液、筋肉といった多くの器官が複雑に関わっています。どこか一つに不調が生じると、脳が「酸素が足りない」「二酸化炭素を排出できていない」と判断し、息苦しさとして自覚されるようになります。主な原因をカテゴリ別に整理して解説します。

呼吸器系のトラブル

肺や気管、気管支など、空気の通り道や酸素を取り込む場所に問題があるケースです。臨床現場で特に多く見られる原因には以下のものがあります。

  • 空気の通り道が狭くなる(気道狭窄)・・喘息や慢性気管支炎などにより、空気がスムーズに流れない状態です。
  • 肺の弾力性が失われる・・長年の喫煙などが原因で肺胞が壊れ、酸素交換がうまくできなくなります。
  • 肺に炎症が起きる・・肺炎や気管支炎により、肺の一部が正常に機能しなくなります。
  • 肺を包む膜にトラブルが起きる・・肺から空気が漏れる気胸などが代表的です。

詳細については「咳・痰が続く」のページも併せてご覧ください。

循環器系(心臓)のトラブル

心臓は全身に血液を送るポンプの役割を果たしています。このポンプ機能が低下すると、肺に血液が停滞(うっ血)してしまい、呼吸がしにくくなります。これを心不全と呼びます。体を動かしたときに息が切れる、横になると苦しいが座ると楽になるといった特徴があります。

心臓のトラブルについては「心不全」のページで詳しく解説しています。

精神的・心理的要因

体そのものに大きな異常がなくても、強いストレスや不安から呼吸が浅くなり、苦しさを感じることがあります。これを過換気症候群やパニック障害に伴う症状と呼びます。突然激しく息を吸い込みすぎてしまい、血液中の二酸化炭素が減りすぎることで、手足のしびれなどを伴うこともあります。

全身性・その他の要因

肺や心臓以外に原因がある場合も少なくありません。

  • 貧血・・酸素を運ぶヘモグロビンが不足しているため、体中に酸素を届けようとして呼吸が激しくなります。
  • 甲状腺機能の異常・・代謝が過剰になることで、通常よりも多くの酸素を必要とし、息切れを感じやすくなります。
  • 肥満・・胸部や腹部の脂肪が物理的に肺の広がりを妨げる、あるいは動く際にかかる負荷が大きくなるためです。

呼吸がしにくいによって引き起こされる病気

「呼吸がしにくい」という症状の裏には、早期に発見して治療を開始すべき病気が数多く存在します。伊東駅前の当クリニックでは、以下の病気の可能性を念頭に置いて診療を進めています。

気管支喘息(成人・小児)

空気の通り道である気道が慢性的に炎症を起こし、敏感になっている病気です。ダニやハウスダスト、冷たい空気、ストレスなどが刺激となり、気道が狭くなって「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という音(喘鳴)を伴う苦しさが現れます。夜間や早朝に症状が悪化しやすいのが特徴です。

成人の方はこちらの「気管支喘息(成人)」、お子さまの場合は「小児喘息」のページを参照してください。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

主に長年の喫煙習慣が原因で、肺の組織が壊れてしまう病気です。「タバコ病」とも呼ばれ、坂道や階段での息切れが徐々に進行します。一度壊れてしまった肺胞は元の状態に戻ることが難しいため、早期の診断と進行予防が非常に重要です。

詳細は「慢性気管支炎・咳喘息・COPD」のページをご確認ください。

肺炎・感染症

細菌やウイルスが肺に侵入して炎症を起こします。発熱や咳、痰を伴うことが多いですが、高齢者の場合は熱が出にくく、なんとなく元気がない、呼吸が速いといった症状だけで進行していることもあるため注意が必要です。

風邪症状を伴う場合は「感冒(風邪)・インフルエンザ・新型コロナ」のページもご覧ください。

肺塞栓症

足の静脈などにできた血の塊(血栓)が血流に乗って肺の血管に詰まる病気です。「エコノミークラス症候群」としても知られています。突然の激しい息苦しさや胸の痛みが生じ、命に関わることもある緊急性の高い疾患です。救急科専門医である院長が在籍する当院では、こうした急を要する症状への適切な判断に努めています。

過換気症候群

精神的な緊張や不安が引き金となり、必要以上に速く深い呼吸を繰り返してしまう状態です。血液がアルカリ性に傾くことで、指先のしびれや筋肉の硬直(テタニー)が起こることがあります。まずは落ち着いて、ゆっくりと息を吐く練習をすることが大切です。

呼吸がしにくいときの処置や治療法

当院では、患者さんの症状が「緊急を要するものか」「慢性的なものか」を瞬時に見極めることから始めます。救急医学の視点を取り入れた診療フローで、適切な処置を提供します。

ステップ1.バイタルサインの確認と問診

まずは酸素飽和度(パルスオキシメーター)を測定し、体内に十分な酸素が取り込まれているかを確認します。その上で、いつから、どのような状況で苦しくなるのかを詳しくお伺いします。

ステップ2.詳細な検査

原因を絞り込むために、必要に応じて以下の検査を実施します。

  • 聴診・・肺の音(雑音はないか)や心臓の音を丁寧に確認します。
  • 心音図検査・・心臓の弁の動きや血流の異常を視覚化し、心機能の問題を探ります。
  • ドロップスクリーン検査・・指先からのわずかな採血で、30分程度でアレルギーの原因(41項目)を特定できます。喘息などの背景にあるアレルギーの有無を確認するのに役立ちます。
  • 胸部レントゲン・・肺に影がないか、心臓が大きくなっていないか(心拡大)を調べます。
  • 血液検査・・炎症反応や貧血の程度、心不全のマーカーであるBNPなどを測定します。

ステップ3.原因に応じた個別治療

検査結果に基づき、以下のような治療を行います。

吸入療法(喘息・COPD)

気管支を広げる薬や、炎症を抑えるステロイドの吸入薬を処方します。吸入手技の指導も丁寧に行い、薬の効果を最大限に引き出せるようにサポートします。

内服薬(心不全・感染症・アレルギー)

心臓への負担を減らす利尿薬、細菌感染を叩く抗菌薬、アレルギー反応を抑える抗ヒスタミン薬など、病態に合わせた薬物療法を行います。

生活指導と環境整備

禁煙のアドバイスや、アレルギーの原因物質を避けるための生活環境の整え方をアドバイスします。また、呼吸法(腹式呼吸や口すぼめ呼吸)の指導を行うこともあります。

呼吸がしにくいについてのよくある質問

Q1. 階段を上るときだけ息が切れますが、受診すべきですか?

A1. はい、受診をお勧めします。安静時に問題がなくても、運動時に息が切れるのは心不全やCOPDの初期症状である可能性があります。放置せずに原因を特定することで、将来的な悪化を防ぐことができます。

Q2. 病院に行くほどではない気がするのですが、相談だけでもいいですか?

A2. もちろん可能です。「なんとなく息が浅い」「空気を吸い込みきれない感じがする」といった、言葉にしにくい違和感こそが大切な診断のヒントになります。伊東駅前の当院へ、散歩のついでに立ち寄る感覚でお越しください。

Q3. コロナにかかってから、ずっと息苦しさが残っています?

A3. 新型コロナウイルス感染症の後遺症として、呼吸困難感が続くケースは少なくありません。肺機能の低下がないか、あるいは自律神経の乱れによるものかを確認し、漢方薬なども含めた適切なアプローチを検討いたします。

Q4. 夜中に苦しくて目が覚めることがあります?

A4. それは「夜間発作性呼吸困難」と呼ばれる、心不全の兆候である可能性があります。あるいは気管支喘息の発作かもしれません。いずれにしても夜間に症状が出る場合は、早急に医療機関で検査を受ける必要があります。

院長より

よこやまファミリークリニックのホームページをご覧いただきありがとうございます。私はこれまで救急科専門医として、多くの「息ができない」という深刻な場面に立ち会ってきました。その経験から強く感じているのは、些細な違和感の段階で適切な診断を受けることの重要性です。

私たちのクリニックでは、救急の現場で培った迅速な判断力と、地域のかかりつけ医としての丁寧な対話を両立させた診療を心がけています。認定内科医として全身を幅広く診る視点を持ち、さらにお子さまについては小児科専門医が在籍しているため、ご家族全員の呼吸のトラブルに対応可能です。伊東駅から徒歩1分という通いやすい場所で、皆さんの「息がしやすい当たり前の毎日」を守るお手伝いをいたします。

「この程度のことで行っていいのかな?」と迷う必要はありません。救急科専門医として、どのような症状であっても緊急性の有無を的確に判断し、安心していただけるよう努めます。少しでも呼吸に不安を感じたら、まずは当院へお気軽にご相談ください。

緊急の症状やケガについては「急病けがの対応」のページもご参照ください。

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