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ヘルペス

唇の周りがピリピリしたり、小さな水ぶくれがまとまってできたりすることはありませんか。こうした症状は「ヘルペス」の代表的なサインです。ヘルペスは一度感染するとウイルスが神経の中に潜み、体調を崩した時や疲れがたまった時に再発を繰り返す特徴があります。静岡県伊東市の伊東駅前にある、よこやまファミリークリニックでは、アレルギー皮ふ科として、こうしたお肌のトラブルに丁寧に向き合っています。救急科専門医や認定内科医としての経験を活かし、単なる皮膚症状だけでなく、全身の健康状態を見据えた診療を心がけています。伊東駅から徒歩1分の通いやすい環境で、お子さんから大人まで安心して相談できる体制を整えています。早めに適切な処置をすることで、痛みや不快な症状を和らげることができますので、どうぞお気軽にご来院ください。

ヘルペスの症状について

ヘルペスは、感染してから発症するまでの段階によって、現れる症状が変化していく病気です。多くの方は、皮膚に見た目の変化が現れる前に「前兆」を感じることがあります。これらのサインに早めに気づくことが、スムーズな回復への一歩となります。

違和感から始まる前兆

皮膚に水ぶくれができる数時間から数日前に、ムズムズするような違和感や、チクチク、ピリピリとした痛みを感じるのが一般的です。これは、神経の奥に潜んでいたウイルスが活動を再開し、皮膚の表面に向かって移動しているために起こります。当院を訪れる患者さんの多くも、この独特の違和感で「またヘルペスが出そうだ」と気づかれることが多いです。

赤みと水ぶくれの出現

前兆症状の後に、皮膚が赤く腫れ、その上に小さな水ぶくれが集まって現れます。水ぶくれの中にはウイルスが大量に含まれており、破れると周囲に広がったり、他の方へ感染させたりするリスクが高まります。この時期は軽い痛みやかゆみを伴うことが多く、不快感が最も強い時期です。水ぶくれでお困りの場合は、「水ぶくれ」のページも併せて参照してください。

かさぶたと回復期

発症から1週間から10日ほど経つと、水ぶくれは乾いてかさぶたになります。かさぶたが自然に剥がれれば、多くの場合、跡を残さずにきれいになります。しかし、無理に剥がしてしまうと、細菌感染を起こして跡が残ったり、回復が遅れたりする原因になるため注意が必要です。

ヘルペスの原因について

ヘルペスの原因は、ヘルペスウイルスというウイルスによる感染です。このウイルスにはいくつかのタイプがありますが、どれも一度感染すると一生涯、体の中に棲みつき続けるという厄介な性質を持っています。

感染経路と潜伏感染

主な感染経路は、ウイルスを持っている人との直接的な接触(接触感染)や、タオルの共用、飛沫(ひまつ)などです。初めて感染した際、ウイルスは皮膚や粘膜から入り込み、神経節(しんけいせつ)と呼ばれる神経の根元にたどり着きます。そこで活動を停止し、目立たない状態で潜み続けます。これを「潜伏感染(せんぷくかんせん)」と呼びます。

再発を引き起こすトリガー

普段は免疫の力でウイルスを抑え込んでいますが、以下のような理由で体力が落ちると、ウイルスが再び活動を始めます。

  • 風邪などの発熱
  • 強いストレスや肉体的な疲労
  • 強い紫外線への露出
  • 睡眠不足や不規則な生活
  • 加齢や病気による免疫力の低下

当院では、再発を繰り返す患者さんに対して、単にお薬を出すだけでなく、背景にある生活習慣や疲れの状況についても詳しくお話を伺うようにしています。

ヘルペスの病気の種類について

「ヘルペス」という言葉は広い意味で使われますが、臨床でよく見られるのは主に以下の種類です。感染するウイルスのタイプや、症状が出る場所によって呼び方が異なります。

口唇(こうしん)ヘルペス

単純ヘルペスウイルス1型によって起こる、唇の周りにできるヘルペスです。いわゆる「熱の花」や「風邪の華」とも呼ばれます。食事や会話の際に目立つ場所であるため、心理的なストレスを感じる方も多い疾患です。

性器ヘルペス

主に単純ヘルペスウイルス2型(1型の場合もあります)によって、性器周辺に水ぶくれや潰瘍(かいよう)ができる病気です。初感染時は強い痛みや発熱を伴うことがあります。再発しやすく、パートナーへの感染にも配慮が必要なデリケートな疾患です。痛みを伴う皮膚症状がある場合は、「痛みを伴う皮膚症状」のページもご覧ください。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)

子供の頃にかかった「水ぼうそう」のウイルスが原因で起こります。体の片側に沿って、帯状に強い痛みと発疹が現れるのが特徴です。高齢の方に多く見られますが、最近では若い方の発症も増えています。帯状疱疹の詳細は「帯状疱疹」のページを参考にしてください。

ヘルペス性歯肉口内炎

特にお子さんが初めてヘルペスに感染した際、口の中にひどい口内炎ができて高熱が出ることがあります。痛みで食事が摂れなくなり、脱水症状を起こすこともあるため、小児科を併設している当院では特に注意深く経過を診ています。「小児科」のページでもお子さんの体調不良について解説しています。

ヘルペスの治療法について

ヘルペスの治療には、ウイルスの増殖を抑える「抗ウイルス薬」を使用します。当院では、症状の程度や部位、これまでの再発頻度に合わせて、飲み薬塗り薬を的確に使い分けています。

抗ウイルス薬による治療

治療の基本は、以下の薬剤を用いた処置です。

  • 抗ウイルス薬の内服(飲み薬)・・全身に効果が届くため、症状が強い場合や確実に抑えたいときに用いられます。
  • 抗ウイルス薬の外用(塗り薬)・・初期の段階や、ごく限られた範囲の症状に適しています。
  • 再発抑制療法・・頻繁に再発を繰り返す方に対して、毎日お薬を飲むことで発症を未然に防ぐ方法です。

これらの薬剤は、ウイルスが増えている時期に使用することで高い効果が期待できます。そのため、ムズムズ、ピリピリといった違和感が出た段階で治療を開始するのが理想です。

PIT(事前処方)という選択肢

いつも同じ場所に繰り返し再発する方には、あらかじめお薬をお渡ししておき、違和感が出た瞬間にご自身で内服を開始する「PIT(Patient Initiated Therapy)」という治療法も提案しています。これにより、水ぶくれができる前に症状を抑え込める可能性が高まります。

日常生活のケアと注意点

治療と並行して、生活面では以下の点に気をつけていただきます。

  • 十分な睡眠をとり、栄養バランスの良い食事を心がける
  • 患部を触った後は、必ず石鹸で手を洗う
  • タオルや食器の共用を避ける
  • 水ぶくれは潰さないようにし、清潔を保つ

特に小さなお子さんやご年配の方がご家族にいる場合は、タオルの共有などによる二次感染を防ぐことが大切です。

ヘルペスについてのよくある質問

Q1. ヘルペスは他の人にうつりますか?

A1. はい、感染します。特に水ぶくれの中にはウイルスが多いため、直接触れることはもちろん、タオルやコップの共用、頬ずりなどの接触で感染する可能性があります。症状が出ている間は注意が必要です。

Q2. 市販の塗り薬で治りますか?

A2. 市販薬(再発用)も販売されていますが、初めての発症の場合や症状が重い場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。他の病気(アトピーや細菌感染など)との見分けが難しい場合もあります。皮膚の赤みが気になる方は、「皮膚の赤みや腫れ」のページもご覧ください。

Q3. 跡が残ることはありますか?

A3. 通常、正しく治療すれば跡が残ることは稀です。しかし、水ぶくれを潰してしまったり、かさぶたを無理に剥がしたりして細菌感染を合併すると、跡が残るリスクが高まります。患部をいじらないことが、きれいに治すコツです。

Q4. 何度も再発するので困っています?

A4. ヘルペスは免疫力が低下すると再発しやすくなります。生活習慣の見直しに加え、頻繁に繰り返す方には、再発を抑えるためのお薬を継続的に飲む治療法もあります。当院までお気軽にご相談ください。

院長より

ヘルペスは、誰もが経験しうる非常に身近な病気ですが、その「痛み」や「見た目の変化」は、ご本人にとって大きなストレスになるものです。よこやまファミリークリニックでは、救急科専門医として多くの急性疾患を診てきた経験を活かし、迅速に診断を下して、その方に適した治療法を選択しています。伊東駅前という立地から、お仕事帰りやお買い物ついでに立ち寄ってくださる患者さんも多くいらっしゃいます。駐車場補助もあり、お車での来院もスムーズです。私たちは、単に症状を抑えるだけでなく、患者さんが「また再発したらどうしよう」という不安から解放され、毎日を笑顔で過ごせるようなサポートを目指しています。認定内科医として全身の状態も把握した上で、適切なアドバイスをさせていただきます。アレルギー皮ふ科の視点から、お子さんの皮膚トラブルも含めてトータルでサポートしますので、どんな小さな違和感でも、遠慮なく私たちにご相談ください。

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