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ニキビ(尋常性ざ瘡)

ニキビは、医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚の疾患です。静岡県伊東市の「よこやまファミリークリニック」では、お子さんに多い思春期ニキビから、社会人の方を悩ませる大人ニキビまで、幅広く診療を行っています。肌のトラブルは、見た目の問題だけでなく、ご本人の自信や日常生活の質に深く関わるものです。当院では、救急科専門医や認定内科医としての知見に加え、小児科専門医も在籍しており、ご家族全員の健やかな肌を守るお手伝いをいたします。JR伊東駅から徒歩1分という通いやすい場所で、丁寧な診察と一人ひとりに適したスキンケア指導を行っていますので、お気軽にご相談ください。

ニキビ(尋常性ざ瘡)の症状について

ニキビの症状は、毛穴に皮脂が詰まる段階から始まり、炎症の進行具合によっていくつかの段階に分けられます。ご自身のニキビがどの段階にあるかを知ることは、適切なケアを選択する第一歩となります。当院では、視診によって現在の状態を精密に確認し、適切な治療方針をご提案します。

初期段階のニキビ(非炎症性)

炎症が起きる前の状態は「面皰(めんぽう)」と呼ばれます。この段階で適切な対処をすることで、跡を残しにくくすることが期待できます。

  • 白ニキビ・・毛穴の出口が閉じ、皮脂が内部に溜まって白くポツンと見える状態です。
  • 黒ニキビ・・溜まった皮脂が毛穴を押し広げ、空気に触れて酸化し、黒く変色した状態です。

進行したニキビ(炎症性)

溜まった皮脂を餌にしてアクネ菌が増殖し、炎症が始まった状態です。痛みや腫れを伴うことが多く、早急な治療が望まれます。

  • 赤ニキビ・・毛穴とその周辺が赤く腫れ、炎症を起こしている状態です。触れると痛みを感じることもあります。
  • 膿(うみ)ニキビ・・炎症がさらに進み、黄色い膿が溜まった状態です。周囲の組織へのダメージが大きくなります。

ニキビが落ち着いた後の状態

炎症が治まった後も、肌にはさまざまな影響が残ることがあります。これらを防ぐためには、炎症期にできるだけ早く適切な処置を行うことが重要です。

  • 赤み・・炎症のダメージにより、血管が拡張して肌が赤く見える状態です。
  • 色素沈着・・炎症の刺激でメラニンが過剰に作られ、茶色っぽいシミのような跡が残る状態です。
  • 凹凸(クレーター)・・重度の炎症により皮膚の深い層がダメージを受け、肌の表面が凸凹になった状態です。

ニキビ(尋常性ざ瘡)の原因について

ニキビが発生するメカニズムには、主に3つの大きな要因が関わっています。これらが重なり合うことで、毛穴のトラブルが引き起こされます。私たちは、患者さんの生活環境やお仕事の状況を伺いながら、原因の特定に努めています。

皮脂の過剰な分泌

思春期の成長ホルモンの影響や、大人になってからのストレス、睡眠不足などにより、皮脂腺の活動が活発になります。分泌された過剰な皮脂が毛穴からスムーズに排出されないことが、ニキビの始まりとなります。

毛穴の出口の詰まり

皮膚の角質が厚くなり、毛穴の出口が塞がってしまう「角化異常」も大きな原因です。メイクの落とし残しや、洗顔不足、逆に過度な洗顔による乾燥も、角質を硬くして毛穴を詰まらせる要因となります。

アクネ菌の増殖

アクネ菌は誰の肌にも存在する常在菌ですが、皮脂が溜まった酸素の少ない環境を好みます。毛穴が詰まり、皮脂が充満すると、アクネ菌が爆発的に増え、炎症を引き起こす物質を放出し始めます。

なお、洗顔料や化粧品による肌荒れがニキビを悪化させることもあります。詳細については「接触皮膚炎(かぶれ)」のページも併せて参照してください。

ニキビ(尋常性ざ瘡)の病気の種類について

ニキビは発生する時期や背景によって、大きく2つのタイプに分類されます。それぞれの特徴に合わせたアプローチが、治療の鍵となります。

思春期ニキビ

中学生から高校生くらいの時期に多く見られるニキビです。Tゾーン(おでこや鼻の周り)にできやすく、成長に伴うホルモンバランスの変化が主な理由です。多くの場合、成長が落ち着くと自然に軽快しますが、無理に潰すと一生残る跡になってしまうため、正しいケアが必要です。

当院には小児科専門医も在籍しており、多感な時期のお子さんのお悩みにも優しく寄り添います。お子様の皮膚トラブルについては「小児科」のページをご覧ください。

大人ニキビ(アダルトニキビ)

20歳を過ぎてからできるニキビは、あごやフェイスラインなどのUゾーンにできやすいのが特徴です。乾燥、不規則な食事、仕事のストレス、ホルモンバランスの乱れなど、複数の要因が複雑に絡み合っています。治りにくく、繰り返しやすいという性質があります。

ニキビ(尋常性ざ瘡)の治療法について

現在のニキビ治療は、保険診療の範囲内でも非常に優れたお薬が使用できるようになっています。当院では、外用薬(塗り薬)を基本とし、必要に応じて内服薬(飲み薬)を組み合わせた治療を行います。早期に治療を開始することで、ニキビ跡のリスクを最小限に抑えることを目指します。

外用薬(塗り薬)による治療

毛穴の詰まりを改善するお薬(アダパレンなど)や、アクネ菌を殺菌し炎症を抑えるお薬(過酸化ベンゾイル:べピオゲル、ディフェリンゲル等)を使用します。近年では、これらを組み合わせた配合剤も広く用いられています。使い始めに乾燥やヒリヒリ感が出ることがありますが、塗り方を工夫することで継続しやすくなります。

内服薬(飲み薬)による治療

炎症が強い赤ニキビや膿ニキビに対しては、短期間だけ抗菌薬の内服を行うことがあります。また、体質から改善を目指すために漢方薬を処方することもあります。当院では、内科的な視点からも患者さんの体調を評価し、適切な処方を行います。

スキンケア指導と生活習慣の改善

お薬の力を最大限に引き出すためには、正しいスキンケアが不可欠です。洗顔は1日2回、たっぷりの泡で優しく洗うことが基本です。また、当院では伊東駅周辺にお住まいの皆さんのライフスタイルに合わせ、食事や睡眠のアドバイスも丁寧に行っています。

皮膚のかゆみを伴う場合は、別の病気が隠れている可能性もあります。気になる症状がある方は「皮膚のかゆみ」のページを参考にしてください。

ニキビ(尋常性ざ瘡)についてのよくある質問

Q1. 市販薬で様子を見ても良いですか?

A1. 軽度の場合は市販薬でも改善することがありますが、炎症が強い場合や繰り返す場合は、医療機関での治療をお勧めします。自己判断で使い続けると、かえって肌を痛めることもあるため注意が必要です。適切な処方薬を使用することで、早期改善が期待できます。

Q2. チョコレートを食べるとニキビが増えるというのは本当ですか?

A2. 特定の食べ物とニキビの直接的な因果関係については、医学的に明確な根拠は乏しいとされています。しかし、糖分や脂質の過剰摂取が皮脂分泌に影響を与えることは考えられます。バランスの良い食事を心がけることが、肌の健康維持に役立ちます。

Q3. メイクをしても大丈夫ですか?

A3. 基本的には問題ありませんが、毛穴を塞ぎにくい「ノンコメドジェニック」と記載された製品を選ぶことをお勧めします。また、炎症が起きている部位には厚塗りを避け、帰宅後は優しく、かつ丁寧にクレンジングを行ってください。

Q4. ニキビを潰すと早く治りますか?

A4. ご自身で潰すことは絶対におやめください。指先や爪から細菌が入って炎症が悪化したり、皮膚を傷つけて深い跡が残ったりする原因になります。クリニックでは、必要に応じて専用の器具を使い、清潔な状態で内容物を出す処置を行うことができます。

院長より

ニキビは、誰もが一度は経験する身近な悩みかもしれません。しかし「たかがニキビ」と侮ってはいけません。適切な治療をせずに放置したことで、一生残る凹凸や色素沈着に悩まされる方を、私たちは多く見てきました。静岡県伊東市の「よこやまファミリークリニック」では、救急科専門医として培った迅速かつ的確な診断力と、認定内科医としての全身的な健康管理の視点を活かし、お一人おひとりの肌の悩みに誠実に向き合います。

特に当院は伊東駅前という立地から、学生さんや通勤帰りの方も多く通われています。駐車場補助もあり、お車でもお気軽にお越しいただけます。また、小児科専門医が在籍しておりますので、お子さんのニキビやお肌の乾燥についても安心してご相談いただけます。皮膚の健康は、体の内側の健康ともつながっています。生活習慣病の管理なども含め、トータルでお力になりたいと考えています。肌のお悩みを解消して、晴れやかな気持ちで毎日を過ごせるよう、私たちが全力でサポートいたします。

皮膚に関する全般的なご案内は「皮膚科」のページでも紹介しています。どんな小さなことでも構いませんので、ひとりで悩まずにぜひご来院ください。皆さんのご相談を心よりお待ちしております。

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