できもの
顔や体、手足などにふと触れたとき、今までなかった「できもの」を見つけると、どなたでも不安を感じるものです。当院はJR伊東駅から徒歩1分の場所に位置し、駐車場補助も完備しているため、伊東市内はもちろん近隣地域からも多くの患者さんにご相談いただいております。私は救急科専門医および認定内科医として、全身の健康状態を把握しながら皮膚のトラブルにも丁寧に対応することを大切にしています。
「このしこりは何だろう」「放っておいて大丈夫かな」という疑問に対し、当院では皮膚科領域の診療を通じて、適切な診断と処置をご提案します。お子さまのできものについても、小児科専門医が在籍しているため、ご家族皆様で安心して受診していただける体制を整えております。急な痛みや腫れを伴うできものにも、救急医療の現場で培った経験を活かして迅速に対応いたします。些細なことと思わずに、まずは伊東駅前の当院までお気軽にご相談ください。患者さんの不安を安心へと変えられるよう、スタッフ一同、親身にサポートさせていただきます。
「できもの」の原因
皮膚に現れる「できもの」には、医学的に多くの原因が考えられます。一般的に「できもの」と呼ばれる症状は、皮膚の組織が異常に増殖したり、分泌物が溜まったり、あるいは細菌やウイルスに感染したりすることで発生します。ここでは、臨床現場でよく見られる主な原因を整理して解説いたします。
皮脂や角質の貯留
皮膚には、皮脂を分泌する腺や、古い角質が剥がれ落ちる仕組みがあります。何らかの理由で出口が詰まってしまうと、皮膚の下に袋状の組織が作られ、その中に老廃物が溜まってしまいます。これが、多くの患者さんが経験される粉瘤などの原因となります。体質や摩擦などが関係することもありますが、ご自身で潰してしまうと細菌感染を招く恐れがあるため注意が必要です。
ウイルスや細菌の感染
特定のウイルスが皮膚の小さな傷口から侵入し、細胞を増殖させることで生じるのが「いぼ」です。また、毛穴の奥に細菌が入り込み、炎症を起こして膿が溜まる「おでき」も代表的な感染性のできものです。当院では、炎症の強さや感染の範囲を的確に評価し、早期に適切な処置を行うよう心がけております。
皮膚組織の増殖
脂肪細胞が増殖して柔らかい塊を作る脂肪腫や、加齢に伴って皮膚の角質が厚くなる脂漏性角化症など、良性の腫瘍が原因となることもあります。これらは急激に悪化することは稀ですが、大きくなることで不快感や見た目の悩みにつながることがあります。原因を特定し、経過観察で良いのか、処置が必要なのかを判断することが大切です。
「できもの」によって引き起こされる病気
一口に「できもの」と言っても、その正体は多岐にわたります。当院でよく診察する代表的な病気について、それぞれの特徴を詳しくご説明します。
粉瘤(アテローム)
皮膚の下に袋ができ、本来剥がれ落ちるべき垢や皮脂が溜まってしまう良性腫瘍です。最初は小さなしこりですが、徐々に大きくなることがあります。また、細菌が入り込んで炎症を起こすと「炎症性粉瘤」となり、激しい痛みや赤みを伴います。
粉瘤の詳細については「粉瘤(アテローム)」のページを参照してください。
尋常性疣贅(いぼ)
ヒトパピローマウイルスというウイルスが皮膚に感染して起こる病気です。手足や指によく見られ、表面がザラザラした硬い盛り上がりになります。放置すると周囲に広がったり、家族にうつったりすることもあるため、早めの対処が望ましい疾患です。
ニキビ(尋常性ざ瘡)
皮脂の過剰な分泌や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖が原因で起こる炎症性疾患です。青春期だけでなく、大人になってからもストレスや生活習慣の乱れで発症することがあります。炎症が強くなると痛みを伴う大きなしこりになることもあり、適切なスキンケアと治療が必要です。
ニキビの詳細については「ニキビ(尋常性ざ瘡)」のページを参照してください。
軟属腫(水いぼ)
特にお子さまに多く見られる、ウイルスによるできものです。数ミリ程度の光沢のある小さなしこりが多発するのが特徴です。かゆみを伴うことがあり、掻き壊すと一気に広がってしまうため、早めに皮膚科的な相談をされることをおすすめします。当院では小児科専門医も在籍しておりますので、お子さまの状態に合わせて対応いたします。
脂肪腫
皮膚の下にある脂肪組織が増殖してできる良性腫瘍です。非常に柔らかく、指で押すと動くような感覚があります。痛みはありませんが、大きなものになると数センチ以上に成長し、圧迫感を感じることもあります。
脂漏性角化症
いわゆる「老人性いぼ」と呼ばれるもので、加齢に伴って現れる良性の腫瘍です。茶色や黒っぽい色をしており、表面が少し盛り上がっています。顔や首、体幹などによく見られ、健康上の問題はありませんが、見た目の改善を希望される方も多い疾患です。
皮膚の盛り上がりの詳細については「皮膚の腫れ・盛り上がり」のページを参照してください。
「できもの」の処置や治療法
当院では、できものの種類や状態、患者さんのライフスタイルに合わせて適切な治療法を提案しております。基本的には、まず視診や触診を行い、必要に応じて適切な検査を実施した上で治療を開始します。
外用療法・内服療法
細菌感染が原因のできもの(おできやニキビなど)には、抗生剤の塗り薬や飲み薬を使用します。炎症を抑え、菌の増殖を食い止めることで、痛みや赤みを早期に改善することを目指します。また、乾燥が原因でできものが悪化している場合は、保湿剤を併用することもあります。
切開排膿処置
粉瘤などが細菌感染を起こして膿が溜まり、激しい痛みがある場合には、皮膚を小さく切開して膿を外に出す処置を行います。これにより、圧迫による痛みが速やかに軽減されます。救急医療に精通した医師が、痛みに配慮しながら丁寧に行います。
液体窒素療法
主に「いぼ」に対して行われる治療法です。マイナス196度の液体窒素を用いて、異常な組織を凍結・壊死させ、新しい皮膚の再生を促します。数回繰り返す必要がありますが、一般的に広く用いられている方法です。
外科的手術の検討
できものが大きく、根本的な解決を希望される場合は、手術による摘出を検討します。当院で対応可能な範囲を超えると判断した場合には、信頼できる専門医療機関や高次病院への紹介をスムーズに行います。地域の災害医療コーディネーターも務める院長が、適切な医療連携を責任を持って行います。
できものについてのよくある質問
Q1.できものを自分で潰してもいいですか?
A1.絶対におすすめできません。ご自身で潰すと、中の内容物が完全に出し切れないだけでなく、周囲の組織に菌を広げてしまい、ひどい炎症や化膿を招くリスクがあります。また、傷跡が残りやすくなるため、気になる場合は必ず医療機関を受診してください。
Q2.痛くないできものは放っておいても大丈夫ですか?
A2.痛みがないからといって必ずしも放置して良いとは限りません。一見良性に見えても、徐々に大きくなったり、稀に悪性のものが混じっていたりすることもあります。サイズの変化や色の変化、あるいは「気になる」と感じた時点で一度ご相談いただくのが安心です。
Q3.受診する際、何科に行けばよいか迷います。
A3.皮膚の表面やそのすぐ下のできものであれば、当院のアレルギー皮ふ科や皮膚科へお越しください。当院は内科や救急科も標榜しており、全身疾患の一部として現れる皮膚症状も見逃さないよう総合的な診察を行っております。
Q4.治療期間はどのくらいかかりますか?
A4.できものの種類によります。例えば細菌感染による「おでき」なら数日から1週間程度で改善が見込めますが、ウイルス性の「いぼ」に対する液体窒素療法などは、数週間おきに通院していただき数ヶ月かかることもあります。診察時に見通しをお伝えします。
Q5.子供の「水いぼ」はプールに入っても大丈夫ですか?
A5.水いぼがあってもプールに入ること自体は可能とされることが多いですが、ビート板やタオルの共有、直接の肌の接触でうつる可能性があります。園や学校のルールもありますので、まずは当院の小児科で状態を確認し、適切なアドバイスをさせていただきます。
院長より
皮膚のできものは、ご自身でも目に見えるため、気になり始めると大きなストレスになるものです。「こんな小さなことで相談してもいいのかな」と躊躇される方もいらっしゃいますが、早い段階でご相談いただければ、処置もそれだけ軽度で済むことが多いのです。私は救急科専門医として、痛みが強い、急に腫れてきたといった緊急性の高い症状にも迅速に対応できる強みを持っています。同時に、認定内科医として、内臓疾患や体質が皮膚に影響していないかといった広い視点での診療を大切にしています。
伊東市周辺にお住まいの皆様が、お肌のトラブルを抱えた際に「まずは、よこやまファミリークリニックに相談しよう」と思っていただけるような、身近で信頼できる存在でありたいと考えています。伊東駅徒歩1分の立地と駐車場補助により、通いやすさにも配慮しております。お子さまのできものから、ご高齢の方の加齢性の変化まで、小児科専門医を含むチーム体制で、一人ひとりに寄り添った医療を提供いたします。どのような「できもの」でも、どうぞ安心してお見せください。
診療の詳細については「皮膚科」のページもあわせてご覧ください。私たちは、地域の方々の健やかな毎日を守るために、常に誠実な診療を心がけております。
